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自宅のサーバ環境をIPv6にも対応すべく、IPv6環境の構築を開始。
v6については、v4が固定IPを持っているので当初はOCNのIPv6サービスを利用しようかと考えてOCNにてIPv6サービスを契約(この契約はプロパイダとしてOCNを利用していなくても単独で契約可能)
で、早速ルータからIPv6化を実施しようとしたのだが、OCNが提供している接続方式が、
L2TP-PPPoE-IPv6
というように、L2TPにてPPPoEをトンネル化してそれをIPv6で利用するという方式であるのだが、これが可能なルータがそれ程多くないことが判明。 というか、個人で利用可能なレンジとしては、CISCO 1812J 位だと思われます。(1812Jの中古ならなんとか個人でも購入可能)
一応、接続できるConfigできたのだが、対応できるルータがCISCOだけでは一寸寂しい。(なんかあったときに代替え対応できんしね)
そこで、別の方法でのも無いか調べたところ、Hurricane Electric(HE)というプロパイダで、フリーのIPv6トンネルサービスを提供している事が判明。HEでのトンネルについても、とりあえず Ciscoで設定してみて、問題なさそうなのでまずはこれで色々試していこうかと思っています。(HEのサイトで、CiscoやLinuxでの簡単な設定例とかが表示されるので、参考になるかと思います)
トンネル方式はIPv6IPなので、アライドとかでも実現できるのではないかなと思います。(時間があればそのうち試してみたいと思います)
で、続いてDNSやらメールサーバやらをIPv6化してこれらも特に問題なく設定できたので、いよいよIPv6環境を公開しようかと思ったのですが、ここで落とし穴にはまりました。
公開用DNSは自前のサーバにあるのですが、これをネームサーバとししてインターネットに登録する方法がありません。 今自分が使っているレジストラには、IPv6を登録するインターフェースが無いのです。
仕 方がないので、IPv6 Glueなレジストラを探し始めたのですが、国内レジストの大半がIPv6 Glueでは無いみたいです。 いくつかのレジストラは対応できるようなのですが、それらの登録料は個人には高過ぎるため簡単には契約できません。 で、現在はこれに対応すべく色々な情報を確認しており、なんとかなりそうなのですが、まだ確認途中なので、調べきったら追記していきたいと思います。
(国内のレジストラはドメイン名登録料をぼり過ぎだと思う! ドメイン名管理なんて年間$10程度が妥当では?
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このあいだ、Fedora13をインストールしたPCをいじっていたが、Firefoxのレスポンスが妙な感じ。
URLを叩くと一呼吸してから表示するような動きをする。 表示が始まってしまえば速度は遅くはないのだが、表示が始まるまでに微妙に遅い動きとなる。
ページが変わる際にも表示が始まるまで遅いので使っていて妙に使い勝手が悪い。
で調べてみたところIPv6関係の問題だと判明しました。(そうだった。以前も同じようことがあったがすっかり忘れてました)
Firefox ではデフォルトでIPv6を優先してネットワークの動作をするようで、IPv6用のネットワークアダプタが設定されているネットワーク環境 (Windows7, Linux等)では最初にIPv6での接続を試すような挙動をする要すです。 実際にはIPv6のゲートウェイもDNSもないうちのような環境ではこれに 足を引っ張られて遅くなるようです。
対処方法としては、OS側でIPv6を無効にするかFirefoxでIPv6を使わない設定にすれば良いわけ で、Firefox側で対処するならURLに「about:config」を入力して現れるパラメータの中 の”network.dns.disableIPv6"をダブルクリックして値を「True」にすれば完了でした。