Squidチームが想定しているSquidの動作環境は、Uni*ライクなOS上での動作です。 しかし、ユーザによっては
Solaris® や Linux や BSD などよりも Microsoft社の Windows OS ので
Squid を動作させたいとする人もいる事でしょう。
残念ながら Squid公式サイトである http://www.squid-cache.org/ にはWindows用のSquidは存在しません。 しかし安心してください。 FAQ-1.8で紹介した通り、Guido Serassio(ギド セルシオ?)がメンテナンスしている素晴らしいWindows版のSquidをGPLで入手する事が可能です。
squid-cache wiki から辿ることでhttp://squid.acmeconsulting.it/download/dl-squid.htmlから入手ができるようです。
Squidを起動する前に次のような設定を行います。
Squid 2.7をインストールしただけでは、サービスとして登録されていない為に、都度、コマンドでSquidを起動しなくてはならなくなります。以下のコマンドを実行してサービスとして登録してWindowsが起動するとSquidも自動的に起動するようにします。 なお、Squid 3.5ではインストール時にサービスとして登録されます。
C:\> cd /d C:\Squid\bin
C:\Squid\bin>squid -i [-f 設定ファイル] [-n サービス名]
(ex. squid -i -f c:\Squid\etc\squid\squid.conf )
[オプション]
・ -f [設定ファイル] : squid.conf ファイルの場所を指定します。
・ -n [サービス名] : サービスとして登録するときのサービス名を指定します。省略した場合には "Squid"が使われます。
サービスを削除する場合には、
C:\Squid\bin>squid -r [-n サービス名]
を実行します。以上で登録は完了です。 システムを再起動するか、コントロールパネルのサービスから「SquidNT」を起動して動作を確認してください。
以下では、Squid-NT(他のSquidでの同じ事が云えますが)を使って行く上で注意して管理する必要がある事を説明します。