SquidはWebクライアント(ブラウザ)に対し、FTP, gopher, HTTPをサポートした高性能なProxyキャッシュサーバです。 伝統的なキャッシングソフトとは違い、Squidは1つのサーバで、non-blocking, I/Oの駆動などを処理します。
Squidは、特にホットなオブジェクトをRAMにキャッシングし、DNSの検索内容を貯蔵し、ノンブロッキングDNS検索や失敗したリクエストなどのネガティブキャッシングなどのメタデータを保存します。
SquidはSSLや広範囲なアクセスコントロールやリクエストのロギングをサポートします。軽量なInternet Cache Protocolを使い、Squidではキャッシュを階層や編み目を持って配置する事で、回線の帯域を節約します。
Squidはメインのサーバプログラムsquid 、DNSの検索をサポートするdnsserver 、リクエストの訂正、認証、マネージメント、クライアントツールなどの幾つかのオプションプログラムなどで構成されます。
squid は起動時に構成された数のdnsserver プロセスを起動し、これらはそれぞれがブロッキングDNSの検索を行います。 これによって、DNS検索の検索にかかる時間待ちを削減します。
Squidは、ARPAが資金を提供するHarvest project. プロジェクトから生まれました。
インターネットオブジェクトキャッシング(Internet object caching)とは、要求されたインターネットオブジェクト(例えば、HTTP,
FTP, やgopherなどのデータ)をソースのサーバから取得して、リクエストを行ったシステムに、より緊密なサイト上へ保存する方法を提供します。
Webブラウザは、SquidのローカルキャッシュをHTTPサーバのものとして使う事でアクセスタイムを縮小し、回線の帯域の節約します。
「良い名前」は使われてしまっている事が多いですね。 だから開発当初に使っていたコードネームをそのまま使っています。
最新のソースファイルを得るには常に、 the Squid home page を見てください。 ただし、セキュリティアップデータなどを容易に行うようにしたいのであれば、利用するディストリビューションのパッケージを利用することを検討するのも良いでしょう。代表的なディストリビューションであるRedhat系とDebian系を使う場合の情報を示しておきます。
項目 | CentOS, Redhat | Debian, Ubuntu | 備考 |
---|---|---|---|
インストール方法 | yum install squid | apt-get install squid3(Squid3の場合) apt-get install squid(Squid2の場合) |
|
squid.conf の場所 | /etc/squid/squid.conf | /etc/squid3/squid.conf (Squid3の場合) /etc/squid2/squid.conf (Squid2の場合) |
|
インターネット上の多くのボランティアの結果です。 オープンソースで開発されています。
あなたは主要なFTPサイトや多くのミラーサーバの1つを経由してSquidをダウンロードできます。
また、多くの寿司屋(sushi bars)にも、やりいか(Squid)があります。 (訳者注: だって原文に書いてあるのだもの..)
SquidはUnixベースのシステムで動作するように設計されており、少なくとも次のオペレーティングシステムで動作するようになっています。
Windows上で Cygwin / GnuWin32 パッケージを利用すれば、Squidをコンパイルして実行させることが出来ます。
Guido Serassio はネーティブなNTのSquidを保守しています。 標準のSquidに変化があった場合、積極的にそれを取り込んでいます。 以前の版のメンテナンスは部分的にRomeo
Anghelache. が行っています。
LogiSense はWindowsNTにSquidを移植して、そのサポートバージョンを販売しています。 彼らのFTPサイト からGPLに基づいたソースファイルを入手する事ができます。
Guido Serassio氏によるSquid-NTのメンテナンスは既に終わってしまったようです。 現在、Windows 版の Squid については、squid-cache wikiから辿ることができるようです。 2015/6/20現在、このサイトには Windows x64版の Squid-3.5 が登録されています。
また、古いWindows(NT - 2003)用の Squid 2.7についてもこのページから辿ることができます。
日本語でのSquid-winの構築方法はこちらを参考にしてください。
[email protected]. 宛てに、"-unsubscribe"を送ってください。
現在のversion 2.5ではSSLによるSquidへの接続は外してあります。 もし有効にしたいなら--enable-ssl でconfigureを行い、squid.confの中で、https_port を指定してください。
Squidはサーバとクライアント間で暗号化されたプロトコルをサポートします。
Squidのコピーライトはカリフォルニア・サンディエゴ大学が保持しています。 Squidには他のものによって作られたコードも利用しています。
Squidはフリーソフトです。
Squidは、GNU公式ライセンスもとでライセンスを与えられます。
しています。 ただ訳すまでも無いのでここは原文のままお読みください。
はい、commercial support page. をご覧下さい。
このドキュメントは以下の人々の貢献によります:
訂正、更新とコメントの送り先は[email protected].
原文はDuane Wessels によってcopyrighted (2000)されています。
参考: