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監視対象を手動で登録していく以外にも、自動的に検索する方法も可能です。
メニューから[設定] - [ディスカバリー]を選択し、[ディスカバリルールの作成]をクリックします。
ルールを設定します。以下ではSNMPを検査する場合の例を示します。
- 名前: ルール名を判りやすいもので指定します。
- IPアドレスの範囲: 検索するアドレスの範囲を指定します。
- チェック: 最初はなにも無いので[新規]をクリックします。
- チェックタイプ: どのエージェントをチェックするのか指定します。
- SNMPコミュニティ: 検索するコミュニティ名を指定します。
- SNMP OID: 今回はSNMPにおいてシステム概要を示す"1.3.6.1.2.1.1.1.0"を使います。
ここで[追加]をクリックします。
検索でチェックする項目が設定できたので、[追加]をクリックしてルールを追加します。 これでルールが完成したので、このルールにマッチするものが自動的に検査されます。
OIDとして何を使うかは、snmpwalkコマンドを使い、以下のようにトップ(".1")からの情報一覧を表示させて確認すれば良い。
# snmpwalk -v 2c -c public 192.168.10.6 .1
自動で検索されたホストを、それぞれ適したグループにグルーピングするようアクションを作成します。メニューから[設定] - [アクション] を選び、ソースイベントを”ディスカバリ”にして[アクションの作成]をクリックします。
ディスカバリのアクションを作成します。
- 名前: アクション名を指定します。
- 計算タイプ: 下の実行条件をどのように評価するかを指定します。(通常は、And/Orで良い)
- 実行条件: 新規条件で条件式を作り[追加]を押すことで新しい条件が作成されます。ここでは、ディスカバリールールで作成したルールに基づき、システム概要に"Debian"の文字列が含まれた場合にこのアクションが実行されます。(A-Eまで評価されます。
すべての実行条件を指定したら[実行内容]タブをクリックします。
すべての実行条件を指定したら[実行内容]タブをクリックします。 実行内容を定義します。以下では
- 検索されたホストを監視対象に追加
- ホストグループ”Debian_Linux”に参加
- 監視のテンプレートとして"OS Linux SNMPv2"を使用
という設定をしています。 実行条件を指定したら、画面下の[追加]でアクションを追加します。
以上で、SNMPの概要に"Debian"が含まれるホストが、ホストグループ”Debian_Linux”で追加され、"OS
Linux SNMPv2"のテンプレートで監視されるようになります。
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