SquidにはユーザIDを使った認証機構が用意されています。 一般的なproxyにおいてユーザ認証が必要になる事は少ないでしょう。しかしセキュリティを重視する企業や学校においては、個人の認証を有効にしたいケースも考えられます。
Squidでは、このような要望に応える事ができる柔軟なユーザ認証機構を標準で持っています。
Squidが標準で用意しているユーザ認証機構は以下の通りです。
この内、winbindによるユーザ認証を使うと、既存のWindowsドメイン認証(NTLM認証)を使った個人認証が可能になるため、企業においては非常に有効な認証方法といます。
以下ではユーザ認証機構の内、プレーンテキストによる「ベーシック認証」と、winbindを使った「NTLMドメイン認証」について説明します。
ベーシック認証については「FAQ-19章」で説明してあるので、こちらをご覧下さい。
WindowNT/2000のドメイン認証についてはこちらをご覧ください。
LDAPサーバを使った認証についてはこちらをご覧ください。
認証に関するFAQはこちらをご覧ください。
参考: