Present by 非武装エリア
最終更新日:2004年1月29日
SARGは日本語でのレポートにも対応しています。 日本語でのレポートを有効にするには
sarg.conf 中で「language Japanese」を指定しますが、この指定を行ったレポートを表示すると文字が化けてしまいます。 これは、作成されたHTMLのキャラクターセットが間違っているためで、キャラクタセットとして"EUC-JP"にできれば良いのですが、ソースコードにはこの為の処理が無いようです。
そこで、取りあえずの対策方法として以下の方法をとれば正常に日本語で表示できるようになります。
・ソースコードの修正
ソースファイルの中に charset.c というファイルがあるのでこれに以下の修正を加えます。
(charset.c)
/* * sarg - Squid user management log * Mar/98 - Pedro L Orso - [email protected] */ #include "include/conf.h" void ccharset() { if(strcmp(CharSet,"Latin2") == 0) strcpy(CharSet,"ISO-8859-2"); ;; ;; /* 以下の行を追加します */ if(strcmp(CharSet,"Japan") == 0) strcpy(CharSet,"EUC-JP"); return; } |
上記修正後、
# make clean; make [Enter]
# make install [Enter]
として、コンパイルします。そしてコンパイルが終わったなら設定ファイルの sarg.conf の中で、
(sarg.conf)
# TAG: language # language Japanese # TAG: charset name # ISO 8859 is a full series of 10 standardized multilingual single-byte coded (8bit) # graphic character sets for writing in alphabetic languages :: #charset Latin1 charset Japan |
というタグを設定すれば、レポートが正しく日本語で表示されます。