最終更新日: 2014/10/11
インストール用イメージの入手・インストール
■最少システム要求(Minimum Requirements)
- i486 または amd64 プラットフォーム
- 1 GiB RAM
- OpenMediaVaultシステムドライブとして 2 GiB の HDD/DOM/CF/USB。ライフタイムが非常に短くなるなるので、スタティックウェアレベリング(static wear leveling)機能を持っていないフラッシュドライブ(Flash Drives)は推奨されません。
(訳者注意: OpenMediaVaultシステムをUSBメモリにインストールは可能ですが、多く(殆どすべて)のUSBメモリではstatic wear
levelingがサポートされていません。また、CFメモリの場合も工業用を除くその多くのメモリでサポートされてません。Flashメモリにしたい場合にはSSDを使うのが現状では現実的です)
注: ディスク全体がシステムディスクとして使用されます。システムディスクは、ユーザデータを格納するために使用できません。
- 1つ以上のデータ格納用HDD
なお、システムのインストール前にシステムボードのBIOS画面を開き、システム時間を日本標準時-9時間(今が日本で9時ならBIOSでの時間を0時)にしてください。)
■情報
- "0.4 installation media"でブートできない場合は、 BIOS設定でシリアルポートを無効にしてみてください。
- OpenMediaVaultはオペレーションシステムがインストールされているデバイス上にデータパーティションをサポートしていません。ディスク装置すべてがオペレーションシステムで占められていることに注意してください。
セットアップにてデバイスはルート(/)とswapが使用するパーティションに別れます。ドライブ上のすべての既存のデータはインストール時に削除されます!
- インストール前の注意: OpenMediaVaultインストール時の問題を避けるために、オペレーションシステムに使うディスクを除きすべてのディスクを外しておいてください。
OpenMediaVaultインストール後にオペレーションシステムをシャットダウンし、その後ドライブを接続してシステムを再起動したらコンフィグレーションを行います。
- インストール・プロセス中に、ネットワークが設定されます。もしネットワークがこの時点で設定されていない場合は、ウェブブラウザからOpenMediaVaultにアクセスすることができません。
- インストールプロセス中にインストーラが自動的に構成したNICによって、最新のパッケージのバージョンをインストールためインターネットにアクセスして、インストールされてるパッケージの新しいバージョンをチェックします。
■インストール メディア
インストールにはインストールCD(またはUSB)を作成する必要があります。インストーラのイメージファイル(.iso)は sourceforge のサイトよりダウンロードできます。
以下の説明は”openmediavault_1.0.20_amd64.iso”をダウンロードしたものとして説明を行います。
ダウンロードしたisoイメージを使いCDROMまたはブータブルUSBを作成します。
インストーラのISOをUSBスティックに入れるには次のコマンドを使います:
# dd if=xxx.iso of=/dev/sdX bs=4096
(ex. # dd if=openmediavault_1.0.20_amd64.iso /dev/sdb bs=4096)
- 警告、 ddコマンドによって選択されたデバイにあるパーティションは失われます。コマンドを実行する前に問題ないか確認してください。
- xxx.isoは、利用するハードウェアの環境に合ったものとなります。 /dev/sdX のXはUSBを刺してから dmesg コマンドで確認すれば、何か判断できます。
USBドライブへの作成にWindowsを使いたi場合は、この http://www.chrysocome.net/dd または、こちらのアプリケーション http://unetbootin.sourceforge.net が使えます。
■インストール
作成したCDROMまたはブータブルUSBを使い、OpenMediaVault をインストールしてください。 インストールステップの画面はこちらにあります。