最終更新日: 2019年6月16日

HAProxyのインストール

1. 動作環境

HAProxyは以下のOSプラットフォーム上で動作します。

2.インストール

■Debian9の場合

# apt-get install haproxy


■ CentOS7の場合

# yum install haproxy
# systemctl enable haproxy


もし、Firewalldを起動させてHAProxyを利用したいなら、ファイアーウォールに以下の登録を実施します。

1) HAProxy用のルールファイルを作成します。 squid用のルールファイルがある筈なのでそれをコピーします。

# cp /usr/lib/firewalld/services/squid.xml /etc/firewalld/services/haproxy.xml

2) コピーしたhaproxy.xmlを以下のように編集します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<service>
     <short>haproxy</short>
     <description>haproxy Load Balancer</description>
     <port protocol="tcp" port="8080"/>
     <port protocol="tcp" port="8888"/>
</service>
上のルールファイルでは、2つのポート(8080, 8888)を使用するように定義しています。 このうち8080はHAProxyが待ち受けに使うポートです。 また、8888はHAProxyの統計情報を表示するために使うので、統計情報が不要な場合には8080だけの指定でも構いません。

3) 上記のルールファイをファイアーウォールに追加設定します。

# firewall-cmd --add-service=haproxy --zone=public --permanent
また、追加したルールを反映させるために以下のコマンドを実行します。
# systemctl reload firewalld

参考: