Window ServerにはActive DirectoryやIIS(Webサーバ)、WSUS(アップデートサーバ)など色々な機能が用意されていますが、OSインストール直後はこれらはインストールされていません。
これらを利用するためには「役割と機能の追加」を実行して、これらの機能の追加インストールが必要となります。 以下ではコマンド(PowerShell)を使った役割と機能の追加を説明します。
なお、GUIから役割と機能の追加をする場合は Active Directoryの機能の追加を参考にしてください。
利用できる役割の一覧の取得
管理者としてPowerShellを起動してから次のGet-WindowsFeatureコマンドを実行することで、利用できる役割の一覧が表示されます。
PS C:\ > Get-WindowsFeature
Display Name
Name
------------ ----
[ ] Active Directory Federation Services
ADFS-Federation
[ ] Active Directory Rights Management サービス
ADRMS
[ ] Active Directory Rights Management サーバー
ADRMS-Server
[ ] ID フェデレーション サポート
ADRMS-Identity
[X] Active Directory ドメイン サービス
AD-Domain-Services
[ ] Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サ...
ADLDS
::
[ ] 記憶域レプリカ
Storage-Replica
[ ] 高品質な Windows オーディオ ビデオ エクスペリエンス qWav
役割の追加
Install-WindowsFeature コマンドを使うことで、役割の追加を行えます。 このとき次のオプションを合わせて利用できます。
例えば、BitLocker ドライブ暗号化の役割を追加する場合には以下のように実行します。
PS C:\ > Install-WindowsFeature -Name BitLocker -IncludeAllSubFeature
ログイン後、Server Coreはコンソール画面が1つだけ開いた状態になります。 このコンソールを閉じてしまった場合は、次の手順で開くことができます。
(1). [Ctrl]+[Alt]+[DEL]キーを押します。
(2). タスクマネージャを選択します。
(3). タスクマネージャが起動したら、”詳細”をクリックします。
(4). メニューから [ファイル]-[新しいタスクの実行] を選択します。
”cmd” または ”powershell” と入力する事で、コンソール画面が表示されます。